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資料等調査は土壌汚染調査の第1ステップです。
資料等調査では土壌の採取は行いません。実施する内容は、過去の住宅地図や空中写真の収集、現地確認や関係者へのヒアリングなどです。
これら土地の利用履歴、現況の利用状況から土壌汚染の可能性があるか、「定性的」に判断するのが資料等調査(フェイズ1調査)です。 |
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航空写真
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古地図
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住宅地図
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地形図
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地質図
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公図
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登記簿謄本
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対象地周辺の地下水測定結果
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ダイオキシン測定結果など
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当該地に土壌汚染が存在している
可能性は小さい
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当該地に土壌汚染が存在している
可能性は否定できない
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当該地に土壌汚染が存在していると
考えられる
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資料等調査(フェイズ1調査)の結果、シロの評価であれば基本的に調査終了となります。
グレーの評価であれば次に土壌汚染の概況(平面)調査を行い、土壌汚染の有無を確認することになります。 |
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概況(平面)調査とは、土壌汚染対策法に基づく第一種特定有害物質を対象とした土壌ガス調査、第二 ・第三種特定有害物質を対象とした表層(地表より50cmまで)の土壌汚染調査のことを指します。
概況(平面)調査は資料等調査の結果を勘案し、土壌汚染のおそれの分類を行い、サンプリング地点を決めます。 |
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土壌汚染が存在するおそれがあると認められる土地→100m2に1検体 |
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土壌汚染が存在するおそれが少ないと認められる土地→900m2に1検体 |
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土壌汚染が存在するおそれがないと認められる土地→サンプリングなし |
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詳細(垂直)調査は、概況(平面)調査で基準を超過した物質がある場合に行います。調査の目的は、ボーリング調査を実施することにより、汚染範囲を3次元的に把握することです。
詳細(垂直)調査の結果に基づき、浄化対策のプランを設計します。 |
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詳細調査まで終了すると、どんな物質で基準を超過しているのか、汚染土壌の量はいくらかになるのか、そしてどんな浄化対策手法が選択できるのかが明確になります。 |
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